安来市議会 > 2019-09-01 >
09月01日-01号

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  1. 安来市議会 2019-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 安来市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    第98回定例会(令和元年・令和2年)9月定例会議        第98回安来市議会定例会(令和元年・令和2年)              9 月 定 例 会 議令和2年9月1日(火曜日)            出 席 議 員 ( 2 0 名 ) 1番 岡本早智雄君      2番 原瀬 清正君      3番 飯橋 由久君 4番 岩崎  勉君      5番 三島 静夫君      6番 向田  聡君 7番 澤田 秀夫君      8番 佐々木厚子君      9番 作野 幸憲君 10番 樋野 智之君      11番 原田貴与子君      12番 石倉 刻夷君 13番 中村 健二君      14番 足立 喜信君      15番 永田 巳好君 16番 葉田 茂美君      17番 金山 満輝君      18番 佐伯 直行君 19番 遠藤  孝君      21番 田中 武夫君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            遅参、早退等議員( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 細田 孝吉君   議事調査係長石原 陽介君   主幹   加藤 靖弘君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     美 濃    亮君 教育長     勝 部  慎 哉君      市立病院事業管理者                                水 澤  清 昭君 総務部長    大久佐  明 夫君      市民生活部長  宮 田    玲君 健康福祉部長  高 木    肇君      政策推進部長  前 田  康 博君 教育部長    青 戸  厚 志君      消防長     三 島  俊 輔君 建設部長    糸 原  一 志君      農林水産部長  竹 内  章 二君 上下水道部長  高 家    徹君      市立病院事務部長村 上  和 也君 健康福祉部参事 山 崎  泉 美君      政策推進部次長 村 社  芳 行君 伯太地域センター長         岡 崎  芳 雄君      総務課長    金 山  尚 志君 代表監査委員  岸 田    薫君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第1号)                        令和2年9月1日(火)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 9月定例会議の期間の決定第3 市長所信表明第4 議第 87号 安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議第 96号 区域外における公の施設の設置に関する協議について第6 議第 88号 安来市特別会計条例及び安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議第 89号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について第8 議第 90号 安来市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について第9 議第 91号 安来市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定について第10 議第 92号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について第11 議第 93号 市道路線の認定について第12 議第 94号 市道路線の変更について第13 議第 95号 指定管理者の指定について第14 議第 97号 令和2年度安来市一般会計補正予算(第6号)第15 議第 98号 令和2年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)第16 議第 99号 令和2年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第17 議第100号 令和2年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第18 議第101号 令和2年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)第19 議第102号 令和2年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)第20 議第103号 令和2年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)第21 議第104号 令和2年度安来市下水道事業会計補正予算(第1号)第22 認第  1号 令和元年度安来市一般会計決算の認定について第23 認第  2号 令和元年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について第24 認第  3号 令和元年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について第25 認第  4号 令和元年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について第26 認第  5号 令和元年度安来市電気事業特別会計決算の認定について第27 認第  6号 令和元年度安来市工業団地整備事業特別会計決算の認定について第28 認第  7号 令和元年度安来市下水道事業特別会計決算の認定について第29 認第  8号 令和元年度母里財産特別会計決算の認定について第30 認第  9号 令和元年度井尻財産特別会計決算の認定について第31 認第 10号 令和元年度赤屋財産特別会計決算の認定について第32 認第 11号 令和元年度安来市水道事業会計決算の認定について第33 認第 12号 令和元年度安来市病院事業会計決算の認定について第34 報第 15号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について第35 報第 16号 安来市土地開発公社経営状況説明書について第36 報第 17号 公益財団法人加納美術振興財団経営状況説明書について第37 報第 18号 一般財団法人夢ランドしらぎ振興事業団経営状況説明書について第38 報第 19号 一般財団法人安来ふるさと公社経営状況説明書について第39 報第 20号 有限会社やすぎ千軒の経営状況説明書について第40 陳情第 7号 西比田地区旧トスカ工業工場棟の撤去整備について                              以上 総務企画委員長報告第41 請願文書表            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第41まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(田中武夫君) 定足数に達しましたので、これより第98回安来市議会定例会9月定例会議を再開いたします。 まず、新型コロナウイルス感染症につきましては、全国各地において飲食店や医療施設、Go To トラベルに登録している宿泊施設等でクラスター感染が相次いで発生している状況であります。本県においても、8月10日に私立高校サッカー部の学生寮を中心に91人ものクラスターが発生し、その後も関連する感染者が増え続けている状況であり、依然として気を緩めることはできない状況であると判断いたします。 安来市議会といたしましてもこれまでと同様に、密閉、密集、密接の3つの密を避け、引き続き感染予防対策に努めてまいります。 したがいまして、本日から再開する9月定例会議も議員の自席での質問は起立せず、着座のままといたしますので、よろしくお願いいたします。 それでは、直ちに本日の会議を開催いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(田中武夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、11番原田貴与子議員、12番石倉刻夷議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(田中武夫君) 日程第2、9月定例会議の会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 9月定例会議の期間は、本日1日から9月18日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、期間は本日1日から9月18日までの18日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(田中武夫君) 日程第3、市長より所信表明のお申出がありますので。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) おはようございます。第98回安来市議会定例会9月定例会議の開議に当たりまして、諸議案の説明に先立ちまして、最近の市政の主な動きと所信の一端を申し述べます。 初めに、国の情勢についてであります。 8月28日に安倍首相が健康問題を理由に辞意を表明されました。連続在任期間歴代最長となる8年近くもの間、国の重責を担われ、内政、外交にご尽力されましたことに深く敬意を表します。コロナ禍の中での国のトップの交代となります。地方創生や地域経済への影響があってはなりません。地方に対する今後の施策、特に財政支援、引き続き国政の動向を注視してまいりたいと考えております。 次に、新型コロナウイルス感染症についてであります。 8月9日に松江市の高校で大規模な集団感染があったと発表がありました。これを受けて、安来市では翌10日に緊急対策会議を開催し、改めて感染防止対策の徹底と情報収集に努めるよう関係部署に指示を出したところであります。市民の皆様には、行政機関などが発信する正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いするとともに、感染が拡大している地域への不要不急な外出は控えていただきますようお願いいたします。 さて、新型コロナウイルス感染症に係る支援策についてでありますが、国の定額給付金につきましては、安来市は8月18日が申請期限であり、最終的に給付率は99.7%となりました。行政告知端末ややすぎどじょっこテレビによる周知をはじめ、申請勧奨通知の送付、一人暮らしの高齢者等への戸別訪問を行い、申請辞退や単身世帯主が申請前に亡くなられた等のケースを除き、全ての世帯に給付することができました。 次に、本市独自の支援策につきましては、7月に市民向け市内観光施設割引事業として、市民の皆様に市内観光6施設の共通入場割引券、その観光施設に附属する売店等で利用できる買物割引券を配布いたしました。10月には、利用者が激減し、深刻な影響を受けた飲食店とタクシー業者を応援するとともに、地域経済の回復を図るため、飲食店とタクシー利用時にお使いいただけるクーポン、1人当たり3,000円分を配布いたします。なお、お客様をお迎えする市内事業者におきましては、商業・サービス業感染症対応支援事業により、店舗等における感染防止対策を実施しておりますので、ぜひご利用いただきたいと思います。 さらに、児童・生徒の学びを保障するため、小・中学校において消毒液や非接触型体温計等の保健衛生用品の配備を行うとともに、放課後児童クラブが継続的に運営できるよう、放課後児童クラブに対しまして、感染症拡大防止用の備品購入の支援を行っております。 引き続き、必要な方に迅速かつ適切な支援が行き渡るよう、努めてまいります。 次に、広域連携についてであります。 8月4日に、中海・宍道湖・大山圏域市長会の総会が米子市で開催され、新型コロナウイルス感染症への緊急対策として、特に経済への波及効果が大きい観光産業が活性化するための取組を展開することを決定いたしました。今後も圏域市長会の会長として、圏域の一体的な発展を図るため、スケールメリットを生かした共同事業を実施してまいります。 次に、各種要望活動についてであります。 7月30日には、中国電力株式会社に対し、島根原子力発電所1号機第3回定期事業者検査実施への申入れを行い、検査の実施に当たっては住民の安全確保及び環境の保全を最優先すること、実施状況を市民に分かりやすく情報提供すること、そして立地自治体と同様な安全協定を締結し、関係自治体と緊密な連携を図ること等を要望いたしました。 また、8月21日には、議長、副議長に同行いただき、島根県知事をはじめ、関係部局長に対して、切川バイパスや安来インター線の早期完工、中海架橋の早期実現、医師、薬剤師確保対策など13項目の重点施策要望を行ってまいりました。 今後も本市の施策を推進するため、関係機関に積極的に働きかけを行ってまいります。 次に、財政についてであります。 今年度より、一般会計全事業を対象にした事務事業の見直し、いわゆるサマーレビューを実施しております。行財政改革の取組みを次年度予算編成に反映していきたいと考えております。 また、先般令和2年度の普通交付税の算定が行われ、対前年度比8.71ポイント、約6億7,100万円増の約83億7,700万円と決定いたしましたので、報告いたします。 今回提案いたします案件は、議決案件21件、認定案件12件、報告案件6件、諮問案件1件であります。議案の詳細につきましては、副市長以下それぞれ担当職員に説明させることとしております。何とぞよろしくご審議をお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4及び日程第5 ○議長(田中武夫君) 日程第4、議第87号「安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び日程第5、議第96号「区域外における公の施設の設置に関する協議について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 前田政策推進部長。            〔政策推進部長 前田康博君 登壇〕 ◎政策推進部長(前田康博君) おはようございます。 それでは、安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について外1件を一括してご説明させていただきます。 議案つづりの1ページ、併せまして条例関係等説明資料の1ページをお願いいたします。 議第87号安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 このたびの条例改正は、安来市広域生活バスの米子市内への乗り入れに当たりまして、民間路線バス事業者との競合する区間におきまして必要とされました料金調整が、バス事業者の路線廃止によりましてその必要性がなくなったため、県境を越える利用を伴う追加料金を廃止するものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年10月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづりの18ページをお願いいたします。 議第96号区域外における公の施設の設置に関する協議について、地方自治法の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。19ページに協議書を載せております。 20ページをお願いをいたします。 下の図が県境から米子市の加茂川の区間、上の図が加茂川から米子駅までの区間の通行路線とバスの停留所でございます。先ほどご説明いたしましたとおり、この区間は民間路線バス事業者との競合路線区間でございまして、競合回避のため、米子市内におきましては一部のバス停留所のみが乗降できるものとされておりましたが、競合区間ではなくなることによりまして、記載のバス停留所での乗降が可能となることから、バス停留所の設置について協議書を取り交わすものであります。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第87号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第96号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(田中武夫君) 日程第6、議第88号「安来市特別会計条例及び安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 大久佐総務部長。            〔総務部長 大久佐明夫君 登壇〕 ◎総務部長(大久佐明夫君) おはようございます。 それでは、条例関係つづりの3ページをお願いいたします。 議第88号安来市特別会計条例及び安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 このたびの条例改正は、令和2年4月からの下水道事業の公営企業会計移行に伴い、令和元年12月定例会議におきまして、安来市下水道事業の設置等に関する条例を制定し、その設置条例附則第2項において、安来市特別会計条例の一部改正を行いましたが、改正箇所に誤りがあったことから、このたび改正を行うものでございます。 条例関係説明資料の2ページをお願いいたします。 右側の改正前をご覧ください。 具体的には、安来市下水道事業の設置等に関する条例附則第2項におきまして、安来市特別会計条例の第1条第5号、安来市生活排水処理事業に改めるとしておりましたが、改正前の第1条第5号には安来市工業団地整備事業が存在しており、結果として安来市工業団地整備事業を安来市生活排水処理事業に上書きしてしまうこととなり、また改正後の同条第6号に安来市下水道事業が存在していることとなりました。よって、このたび、改めて安来市特別会計条例の第1条第5号を「安来市工業団地整備事業」、第6号を「安来市生活排水処理事業」とし、併せて安来市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正として、附則を整理するものでございます。 条例関係つづり4ページをお願いいたします。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、改正後の安来市特別会計条例及び安来市下水道事業の設置等に関する条例の規定は令和2年4月1日から適用するものでございます。今後はこのようなことがないよう、十分に確認を行い、対応してまいる所存でございます。 以上、議第88号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(田中武夫君) 日程第7、議第89号「安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 宮田市民生活部長。            〔市民生活部長 宮田 玲君 登壇〕 ◎市民生活部長(宮田玲君) おはようございます。 議案つづりの5ページをお願いいたします。 議第89号安来市手数料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 議案つづり6ページ、併せまして説明資料の3ページをお願いいたします。 この条例は市が行う事務手数料について定めておりますが、このたびの改正につきましては、デジタル手続法の一部施行に伴い、マイナンバーカードの移行促進のため通知カードが廃止されたことにより、市町村が個人番号通知カードの再交付事務を行う必要がなくなったことによる改正でございます。 説明資料は新旧対照表を記載をしております。 本条例の別表第1中、個人番号通知カードの再交付手数料のほうを削除するものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 ○議長(田中武夫君) 日程第8、議第90号「安来市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 高木健康福祉部長。            〔健康福祉部長 高木 肇君 登壇〕 ◎健康福祉部長(高木肇君) おはようございます。 議案つづりの7ページ及び8ページをお願いいたします。説明資料につきましては、4ページ及び5ページでございます。 議第90号安来市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、別紙のとおり制定するものでございます。 このたびの改正は、平成30年度介護報酬改定において設けられた居宅介護支援事業所の管理者の要件について、事業所の人材確保に関する状況を考慮して見直しがされ、令和2年6月5日に国の省令を一部改正する省令が公布されたことによりまして、準拠している本条例について所要の改正を行うものでございます。 改正の内容は、居宅介護支援事業所における管理者要件を令和3年3月31日までとしていた経過措置期間の延長を行うとともに、主任介護支援専門員の確保が著しく困難である等、やむを得ない理由がある場合について主任介護支援専門員を管理者としない取扱いを可能とするものです。 説明資料4ページをお願いいたします。 本条例の5条の2項中、管理者の要件として、主任介護支援専門員の確保が著しく困難である場合について、介護支援専門員になることを前提に管理者とすることができるようただし書を加えて改めたものでございます。 また、附則において、令和3年3月31日時点で主任介護支援専門員でないものが管理者である事業所について、管理者要件の適用を令和9年3月31日まで猶予することに改めております。 また、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。ただし、附則の管理者要件の適用の猶予は、公布の日から施行するものといたします。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 ○議長(田中武夫君) 日程第9、議第91号「安来市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 高家上下水道部長。            〔上下水道部長 高家 徹君 登壇〕 ◎上下水道部長(高家徹君) おはようございます。 それでは、議案つづりの9ページをお願いいたします。 議第91号安来市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 安来市下水道使用料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次のページをお願いいたします。 今回の条例改正でございますが、下水道使用料の額について規定しております第5条の別表を改正するものでございます。 下水道の使用料は平成20年4月に改正し、一般会計からの繰入金の上限額を10億円を目安に経営してきたところでございます。この間、下水道施設の普及率は75.0%から89.5%へ普及を広め、また起債残高は210億3,000万円から167億4,000万円に返済を行い、一定の成果を収めたところでございます。しかし、近年では人口減少などによる使用料収入の減収や施設の維持管理費や老朽化した更新費用の増加、資本費平準化債の借入額の引下げなどから収支不足の増加を招いており、これを賄うための一般会計からの繰入金は増加をたどる厳しい経営状況にあります。今後の中期経営の予測では、繰入金の最大額は12億3,000万円程度になる見込みでございます。こうした中、このたび公営企業の基本である受益者負担の原則から過度な繰入金は税の公平性から好ましくない考えに基づき、経営改善の推進と料金改定を行うものでございます。 経営改善では、これまで取り組んでまいりました人件費をはじめとする維持管理費の削減や、下水道接続の呼びかけ、建設事業費の抑制などに加え、施設の統合の検討も行い、当面の経営方針を水道料金で賄うべき経費のうち、50%を料金収入で、残りの50%を一般会計からの繰入金で賄うこととし、下水道使用料等審議会からの答申も参考に、使用料の値上げを13年ぶりにお願いするものでございます。 説明資料の6ページでご説明いたします。 下水道の使用料は、表のとおり汚水量の区分によって段階別に金額を設定しておりますが、今回の改正では、汚水量区分は現行のままで、一律に20%の値上げをお願いするものでございます。実施時期につきましては令和3年4月1日としておりますが、市民の負担の軽減措置といたしまして、激変緩和措置を設け、令和3年4月1日に10%、令和4年4月1日に10%を加え、2か年をかけて20%の値上げをお願いするものでございます。また、メーター検針期間が改正の前後にまたぐ場合は、検針の水量を毎日均等に使用されたものと考え、使用水量を日割りで計算させていただきます。 7ページには改正前後の料金を載せておりますので、ご覧いただきたいと思います。 なお、参考ではありますが、一般家庭の標準使用量月20立方メートルの場合の税込みの使用料で比較しますと、現行は3,503円が4,200円に、697円のお願いをするものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) 他の自治体との比較です。結局20%上がるということは、その上がった時点で他の自治体を比較するのも、いろいろ地形もあって、いろいろ環境もあることで、いろいろな面は違うといえども、この安来市の料金は、島根県下8市の中の何番目になるんですか。 ○議長(田中武夫君) 高家部長。 ◎上下水道部長(高家徹君) 安来市の下水道料金でございますけれど、今現在は高いほうから3番目でございまして、料金改正を行いますと2番目になります。 ○議長(田中武夫君) 8市の比較と言われていますが、いいですか、それで。 高家部長。 ◎上下水道部長(高家徹君) 順番でよろしいでしょうか。            (15番永田巳好君「はい」と呼ぶ) ○議長(田中武夫君) 永田議員、どうしますか、8市全部。 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) いや、いいです、それでは。いいです。8市の中で2番目ということですね。 ○議長(田中武夫君) 高家部長。 ◎上下水道部長(高家徹君) 高いほうから2番目で。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) 高いほうから。 ○議長(田中武夫君) 高家部長。 ◎上下水道部長(高家徹君) 2番目になります。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) 私はかつて3事業、3事業の中で特に分庁方式の庁舎、あるいはアルテピア、今の総合文化会館。これは安来市の人口から見て、身の丈以上の建物じゃないかということで、大分この一般質問等で財政面で反対してきました。しかし、執行部からのお答えは、市民サービスを落とさなく十分にやっていくということを何回も繰り返し言っておられますけど、昨年に終了した水道料金、これも激変緩和措置を取って3年間で上げてこられたわけですけど、水道料金は確かに県下で2番目に安いとお聞きしていましたけど、この下水道料金になると県下で2番目に高くなるということになれば、サービスが落ちたということに受け止められるんじゃないかと思いますが、どう思われますか。 ○議長(田中武夫君) 答弁はしませんか。 高家部長。 ◎上下水道部長(高家徹君) 今回の値上げでございますけれど、先ほどもちょっとご説明いたしましたけれど、下水道事業は公営企業でございまして、受益者負担、いわゆる独立採算が原則でございます。それを当てはめると、安来市の場合はかなり高い金額になるということで、それを軽減するために一般会計から援助をしていただいている状況でございますが、近年その金額が上がってきているということから、公営企業の基本的な考え、過度な繰入金は税の公平性から好ましくないというような、そういう考えに基づいて、このたび改正を検討したところでございます。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) 部長さんのおっしゃることは十分に分かりますけど、他の全国の自治体を調べますと、今言われた、確かに繰出金というのは、下水道事業は雨水処理に要する経費、それ以外は繰り出し基準外のお金ですよね。結局安来市には今のもとのお金がなくなったから上げなくちゃいけなくなったということです。要は、毎年ずっと実質単年度収支は毎年赤字が進んでるから、普通預金もなくなる、こういう状況が生まれたということは、やはり3事業の2つの事業に対してのひずみが入ってきたと私は思いますけど、これを解決するために、私もこの安来市の財政を見る限り上げなくちゃいけないということは重々分かります。もう仕方ないです、これは。こうしてやってきたもんですので。ただ、やはり言っておられた市民サービスを落とさないように十分やれるという言葉がずっとあったもので、恐らくほかの議員さんもその分庁舎、あるいはアルテピアに賛成した議員さんもそれをお聞きされたから、ある程度そのことを納得されてこられたんじゃないかと私は思います。 その中で、こうして企業会計の財政基準をきちんと公営会計基準で合わせながらというお言葉は確かに正しいですけど、ほかの自治体もきちんと多く出している自治体は多いんです。それはお金があるから出しているんです。それによって料金を下げてるんです。しかし、安来はそれができんようになったということですよ、簡単に言えば。違いますか。財政のほうはどうですか。 ○議長(田中武夫君) 美濃副市長。 ◎副市長(美濃亮君) お答えになるかどうかちょっとあれなんですけども、全体として調和を図っていくというのは、これは全ての財政運営において基本としているところでございます。 先ほど担当部長からもありましたように、事業会計としてまずどのように健全化していくかというお話、それからその健全化を進めていく中で一般会計、いわゆる市民の皆様からの広く薄い負担を持ってどう支えていくのか、ないしは利用される方が受益者の負担としてどこまでを負担をすることが望ましいのか、その制度的なバランスを図っていくための条例の改正を今お願いをしていると思っております。 先ほどの県内市の料金の順位のお話でございますけれども、あれはたしか、時点はまだ改正予定の市のところを入れてない状態で多分答弁をしたんじゃないかと思っております。ほかの市におきましても、例えば安来市が現在利用者の、受益者の負担の割合が3割強、それぐらいのところにあると思っております。裏返せば、一般会計からそれだけ、半分を超える持ち出しをして今の事業会計が成り立っていると。この状態は、やはり審議会の中のご意見としても少し見直していくべきではないかと。例えば半分半分ぐらいです。受益者も半分は負担しましょう、市も公共下水が普及することで、利用をしていただくことで生活の質も上がりますし、またこれから安来で暮らされる方のインフラとしても非常に役立つと、そこに対しては当然負担をしていきましょうと。その割合を考えて言っている話でございます。 お住まいのお宅まで管渠を引かせていただきます。またその管理をさせていただきます。古くなれば更新もさせていただきます。そうしたものを減価償却もしながら、また修繕の積立てもしながら、将来の世代に大きな負担を残すことなくこの事業が続いていくためにはどうしたらいいかということをご提案させていただいている話でございまして、議員がご指摘になっている一般会計云々の話とは必ずしもリンクはしていない。ただ、大本で言えば、議員がご心配されるように事業が滞りなく、将来にわたりサービスを提供するためには、一般会計が健全であることは当然必要だと我々も考えております。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) 副市長さん。要は、この計画で行きますと、令和5年でもう一回改定をどうするか見直し、水道も一緒ですよね。見直しをする時期が来ていますよね、区切り区切りが。確かに副市長さんが言われることも分かりますけど、もとは裕福な自治体か、裕福ではない自治体か。確かに財政規律のことは問題がありますけど、例を言えば、なぜ病院は、企業会計になりますけど、ああして3億円余りのところが8億円ぐらい出すようになったのか、それは議会の議決をしています。やはりそういうことではなくて、結局お金を出すということは、要はやれないから出すんですよ。下水道料金もそうじゃないですか。やれればやりますよ、何ぼでもお金があれば。 ○議長(田中武夫君) 美濃副市長。 ◎副市長(美濃亮君) 裕福か裕福でないかというレベルで申しますと、交付税を頂いております市町村、県も含めてになりますけども、全て裕福ではありません。要は標準財政規模、標準的な団体で実施する行政サービスを我々自身の安来市という場所から得られる税収では賄えない。その差額を全国的な水平調整のもとで頂いて、毎年度の会計を組んできていると、予算を組んできているということです。ですので、我々としては議員も言われました身の丈に応じたサービスというものは当然意識をしていきますし、これは将来への負担、禍根を残さないためにどうしていくかということを常に考えております。サービスの質を落とさないという言葉を扇情的に使われますと、今あるものを100とすれば、未来永劫100でなければおかしいという議論にもなりかねないと思っております。 説明の中でもありました。13年間料金改定というのをしてきておりません。この間資材調達等にかかります消費税率も引上げになっております。物価も僅かではありますが上がってきております。ただ、そこの増嵩経費について、今までは確かに一般会計からの繰り出しで埋めてきたというのが実態かと思います。これが今後も、議員個人の思いとしても続くとお考えでしょうか。我々は非常に厳しいのではないかと思っております。 議論を水面下に収めるのではなくて、こうして議会と執行部がしっかりと議論させていただき、またそのことを市民の皆様にもお聞きいただき、ご判断をいただくというのがこの場だと思っております。一方的に感情、価値観的な評価で言葉を並べられてしまいますと、どうしてもお声の大きな方が引っ張っていくようなことにもなりかねません。やはり我々はしっかりと審議会でもお示しした資料、情報、そうしたものをお届けしながら、ご理解を得ながらと思っておりますし、これまでも議会の皆様には、突然この条例を出したわけではなく、1年以上かけてお話をさせていただきながら、また本来は3月定例で上程を考えておるという説明までさせていただいておりましたが、コロナ禍もございまして、一旦送りますというご説明をさせていただいた上で出しているものと私は理解をしております。個人的には心外であります。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) 決して大きい声の者が引っ張ってきたわけでは。私たち2人で3事業のうち庁舎、あるいは文化会館を反対しました。何ぼ大きい声でしたって駄目でしたですよ。だから、そういう問題ではなくて、結局財政は豊かだってっておっしゃったから、サービスも十分だと副市長さん、ということがあったからこういう質問をしてるんですよ。 要は副市長さんが言われる三割自治の安来市、基準財政需要額外のお金を出すのが大変だから、今回こうして上げらんといけないことと公営企業会計のこともあります、確かに。それは自分たちで企業を賄うぐらいな考えを持たんといけない。ありますけど、私は一番最初に反対するものではないですけど、そういうことがあったからお聞きしているわけですので。 ○議長(田中武夫君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) この下水道につきましては、永田議員もご承知のように、県内では松江と安来がこの整備率はトップでございます。西のほうはほとんど48%ぐらいで、この数百億円、恐らく100億円、200億円じゃない、400億円、500億円も要ると思います、これを100%にするには。それを安来は皆さんのおかげでほとんど九十数%整備しているんです。こうしてることは、将来の若い人たちの負担がないんです、よそと比べて。西部から見ると。その辺もご考慮いただきたい、こういうふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆15番(永田巳好君) なかなか言っても。私は最初に言ったように、今になって値上げは駄目だなんていうことを言える財政状況ではないです、安来市は。だから、それに対しては反対はしませんけど、やはり今まで言ってこられた執行部のお言葉としてはちょっといささか、料金の改定の具合を低く抑えるくらいは考えていただいてもよかったかなと思いながら。だけど、実情は無理です。私も分かってます、それは。そのことに対してやはりきちんと。前回の、昨年でした。第2次総合計画の後期を出されましたけど、その時点でも2025年度は人口目標が3万7,000人でしたよね。だけど、現実はもう本日3万7,600人か700人になってるんです。そういうことも十分に理解していただいて、財政計画をもっとしていただくように。もちろん公共施設等管理計画もあまりに進んでいない。これだってもっと早く進んで、少しでも市民に対するサービスを落とさないように行っていただきたいということを申し上げます。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 ○議長(田中武夫君) 日程第10、議第92号「辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について」を議題として、執行部より説明を求めます。 前田政策推進部長。 ◎政策推進部長(前田康博君) 議案つづりの12ページをお願いいたします。 議第92号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、議会の議決を求めるものでございます。 別冊の総合整備計画書のほうをお願いをいたします。 この計画は、辺地対策事業債を活用して事業を実施する際に策定するものでございます。 1ページをお開きください。 広瀬町西谷地区においては、令和元年9月に総合整備計画を策定し、市道杉谷線の道路改良事業を進めておりますが、西谷地区と布部地区を結ぶ生活路線であります市道布部西谷線の舗装劣化が進行をしております。舗装改良を行う必要があるため、整備計画に路線名及び事業費を追加するものでございます。事業費1,400万円の全額に辺地対策事業債を充当する予定としております。 続いて、2ページをお願いをいたします。 広瀬町奥田原地区におきましては、平成28年6月に総合整備計画を策定し、市道杉谷線の道路改良事業のほか、除雪機械、スクールバスを購入しております。このたび老朽化いたしました除雪機械を更新する必要が生じたため、整備計画に事業費を追加するものでございます。事業費2,350万円のうち780万円に辺地対策事業債を充当する予定としております。 3ページにつきましては、本事業を実施するに当たりましての位置図でございます。ご確認いただきますようお願いいたします。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11及び日程第12 ○議長(田中武夫君) 日程第11、議第93号「市道路線の認定について」及び日程第12、議第94号「市道路線の変更について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 糸原建設部長。            〔建設部長 糸原一志君 登壇〕 ◎建設部長(糸原一志君) 議案つづり13ページをお開きください。 議第93号市道路線の認定についてご説明いたします。 議案つづり14ページ、説明資料12ページの位置図、同じく説明資料13ページに詳細図を載せさせていただいております。説明資料13ページの詳細図をご覧いただきたいと思います。 市道地蔵峠線は、この後説明させていただきます市道久之谷線改良事業によります市道久之谷線の路線変更により、残りました市道を新たに市道地蔵峠線として認定するものであります。 続きまして、議案つづり15ページをお開きください。 議第94号市道路線の変更についてご説明いたします。 説明資料は先ほどの13ページをお願いいたします。 市道久之谷線改良事業によりまして路線変更になります市道久之谷線と地蔵峠配水池線の変更を行うものでございます。変更前の久之谷線の一部が地蔵峠線になり、久之谷線改良事業により新設される久之谷線の一部が地蔵峠配水池線の大部分を利用する形となっております。 以上、議第93号市道路線の認定について、議第94号市道路線の変更についての説明とさせていただきます。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第93号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第94号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 ○議長(田中武夫君) 日程第13、議第95号「指定管理者の指定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 宮田市民生活部長。            〔市民生活部長 宮田 玲君 登壇〕 ◎市民生活部長(宮田玲君) それでは、議案つづりの17ページをお願いいたします。 議第95号指定管理者の指定につきましてご説明いたします。 次のとおり指定管理者を指定したいので、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 指定施設は安来市総合文化ホール、指定管理者は米子市夜見町1895番地3、有限会社アクティブ・プロ・株式会社JTB松江支店共同事業体、代表者有限会社アクティブ・プロ代表取締役小林慎一。指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間であります。 アルテピアにつきましては、平成29年9月、安来市の文化芸術の拠点として多くの人々に親しまれる施設となることを目的として設置し、現在の指定管理者は今回と同じ有限会社アクティブ・プロ・株式会社JTB松江支店共同事業体でございます。 説明資料の14ページをお願いいたします。 公募の結果、現指定管理者のほか1社、計2社の申請がございました。安来市公の施設指定管理者選定審議会の審査を経て、施設の管理運営、営業実績などから上位2社を指定管理者の候補者として能力を有すると認め、第1候補者を指定管理者として指定するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14 ○議長(田中武夫君) 日程第14、議第97号「令和2年度安来市一般会計補正予算(第6号)」を議題として執行部より説明を求めます。 大久佐総務部長。            〔総務部長 大久佐明夫君 登壇〕 ◎総務部長(大久佐明夫君) それでは、予算関係つづりの1ページをお願いいたします。 議第97号令和2年度安来市一般会計補正予算(第6号)についてご説明いたします。 このたびの補正は、令和2年度が半年経過する中、必要な事業費の補正、4月及び6月豪雨による災害復旧に係るもの、4月の人事異動に伴う人件費の補正、また2か年で実施します加納美術館の改修工事などを計上したものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正ですが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2億5,400万円を増額し、予算の総額を297億1,766万5,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額につきましては、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 第2条、債務負担行為の追加は第2表債務負担行為補正によるもの、第3条、地方債の追加変更は第3表地方債補正によるものでございます。 2ページから4ページは、第1表の歳入歳出でございます。 5ページをお願いいたします。 債務負担行為補正でございます。 債務負担行為を追加するもので、最初に広域生活バス運転業務委託でございます。期間は令和2年から令和5年度まで、限度額は5億9,166万1,000円です。実際の運転業務は令和3年度からとなりますが、今年度契約行為を行うことから開始期間を令和2年度からとしています。 次に、総合文化ホール指定管理料でございます。期間は令和2年度から令和7年度までで、限度額は7億7,300万円です。実際の施設管理期間は令和3年度からとなりますが、今年度基本協定を締結することから、開始期間を令和2年度からとしています。 次に、加納美術館改修事業でございます。期間は令和3年度で、限度額は6,432万円です。本年度と来年度の2か年で改修工事を行うことから設定するものであります。 続きまして、6ページをお願いいたします。 地方債補正でございます。 それぞれ事業の進捗に合わせ、補正を行うものであります。追加は2事業で、河川整備事業及び文化芸術施設等整備事業で、合わせて6,560万円の追加です。変更分につきましては記載のとおりでございます。一番下の臨時財政対策債は、金額の確定により6,320万円の増額です。総額では1億7,620万円の増額でございます。 7ページからの歳入歳出補正予算事項別明細の詳細につきましては、別途説明させていただきます。 以上、第97号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第15及び日程第16 ○議長(田中武夫君) 日程第15、議第98号「令和2年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」及び日程第16、議第99号「令和2年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 宮田市民生活部長。            〔市民生活部長 宮田 玲君 登壇〕 ◎市民生活部長(宮田玲君) それでは、予算関係つづりの33ページをお願いいたします。 議第98号令和2年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ258万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を43億7,458万2,000円とするものでございます。 次ページ、34ページ、35ページをお願いいたします。 初めに、歳入です。 8款1項一般会計繰入金186万8,000円は定期人事異動による人件費の増額、8款2項基金繰入金500万円は令和2年度国保事業費納付金確定による減額、10款雑入571万4,000円は令和元年度保険給付費確定による返還金でございます。 次に、歳出でございます。 1款総務費186万8,000円は定期人事異動による人件費の増額、3款国民健康保険事業費納付金500万円は令和2年度の納付金確定による減額、8款諸支出金571万4,000円は令和元年度保険給付費交付金の精算による還付金でございます。 続きまして、予算関係つづりの47ページをお願いいたします。 議第99号令和2年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,047万5,000円を追加し、歳入歳出の総額を12億7万5,000円とするものでございます。 次ページ48、49ページをお願いいたします。 歳入でございますが、3款一般会計繰入金2,467万3,000円は療養給付費負担金繰入金の増額を、4款繰入金947万5,000円は前年度決算に伴うもの、5款雑入1,632万7,000円は令和元年度の療養給付費負担金確定に伴う広域連合からの返還金でございます。 次に、歳出でございますが、2款後期高齢者医療広域連合等負担金3,381万円は令和元年度の保険料の追加納付分と令和2年度療養給付費負担金確定によるもの、3款繰入金費1,666万5,000円は療養給付費負担金確定に伴う精算分を一般会計へ繰り出すものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第98号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第99号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第17 ○議長(田中武夫君) 日程第17、議第100号「令和2年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 高木健康福祉部長。            〔健康福祉部長 高木 肇君 登壇〕 ◎健康福祉部長(高木肇君) それでは、予算関係つづりの59ページをお願いいたします。 議第100号令和2年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,376万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ55億176万2,000円とするものでございます。 今回の補正の内容は、人事異動に伴う人件費のほか、前年度決算に伴う一般会計繰入金、国県支出金等の精算還付金、介護給付費準備基金への積立金が主なものでございます。 それでは、事項別明細書で説明いたします。事項別明細書の66、67ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。 4款1項1目介護給付費交付金343万5,000円は、令和元年度介護給付費等の事業費精算による支払基金からの追加交付による収入でございます。 7款1項1目一般会計からの繰入金149万1,000円は、人事異動による給与等の人件費の増加によるものが主なものでございます。 8款1項1目繰越金3億3,883万6,000円は、前年度分の決算剰余金でございます。 次に、歳出でございます。 68ページ及び69ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費のうち、一般職人件費退職手当負担金は、人事異動に伴う人件費増によるものです。繰出金327万6,000円は、令和元年度一般会計繰入金の精算により、一般会計へ繰り出すものでございます。 5款1項2目償還金1億5,130万8,000円は、令和元年度実績に伴う国県支出金等精算還付金で、それぞれ償還するものでございます。 5款3項1目介護給付費準備基金積立金1億8,786万9,000円は、基金に積み立てるものでございます。 以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第18 ○議長(田中武夫君) 日程第18、議第101号「令和2年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 村社政策推進部次長。            〔政策推進部次長 村社芳行君 登壇〕 ◎政策推進部次長(村社芳行君) 予算関係つづりの73ページをお願いいたします。 議第101号令和2年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ114万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,964万円とするものでございます。 74ページ、75ページをお願いいたします。 歳入につきましては、前年度繰越金が主なものでございます。歳出につきましては、水力発電事業費の増額でございます。 以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第19から日程第21まで ○議長(田中武夫君) 日程第19、議第102号「令和2年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)」及び日程第20、議第103号「令和2年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)」並びに日程第21、議第104号「令和2年度安来市下水道事業会計補正予算(第1号)」の3件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 高家上下水道部長。            〔上下水道部長 高家 徹君 登壇〕 ◎上下水道部長(高家徹君) それでは、予算関係つづりの85ページをお願いいたします。 議第102号令和2年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 このたびの補正は、人事異動に伴う人件費の調整及び使用料収入の減収、公債費の確定に伴い、補正をするものでございます。 第1条は歳入歳出それぞれ29万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億4,029万4,000円とするものでございます。 第2条は地方債の補正でありますが、第2表でご説明をさせていただきます。 86ページをお願いいたします。 第1表、歳入歳出予算の補正の歳入でございますが、2款1項使用料330万7,000円の減額は、新型コロナウイルスの影響による、主に事業所の使用水量の減などによるものでございます。 87ページの歳出でございますが、6款1項公債費140万円の減額は、償還額確定による減額でございます。 続きまして、88ページをお願いいたします。 第2表の地方債補正でございますが、資本費平準化債の確定に伴う減額で、限度額を60万円減額し、1億3,160万円とするものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 続きまして、予算関係つづりの99ページをお願いいたします。 議第103号令和2年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第2条、収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 102ページに実施計画書を載せておりますので、併せてご覧いただきたいと思います。 収入の事業収益を既決予定額から43万6,000円を増額し11億4,043万6,000円とし、支出の水道事業費用既決予定額から865万2,000円を減額し、10億7,734万8,000円とするものでございます。 このたびの補正の理由でございますが、収益的収入では、受託工事の計画変更に伴う収入の増額、収益的支出につきましては、定期人事異動に伴う人件費の補正による減額が主なものであります。 第3条、資本的収入及び支出でございます。 資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 100ページをお願いいたします。 収入の資本的収入につきましては、既決予定額に3,140万8,000円を減額し、5億206万2,000円とするもの、また支出の資本的支出につきましては、既決予定額に2,930万8,000円を減額し、9億2,810万4,000円とするものであります。 補正の主な理由でございますが、国道や市道改良の施工が次年度以降になったため、収入科目で工事負担金、支出科目では配水設備費の減額が主なものでございます。 第4条、企業債でございます。 支所移転工事に併せて配水管の改良を計画しておりましたが、次年度以降になったため、480万円を減額し、2億7,820万円に改めるものでございます。 第5条は人事異動に伴う職員給与を1,021万3,000円減額するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 続きまして、予算関係つづりの109ページをお願いいたします。 議第104号令和2年度安来市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第2条、収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 112ページに実施計画書を載せておりますので、併せてご覧いただきたいと思います。 収入の下水道事業収益を既決予定額から665万5,000円を減額し、10億8,334万3,000円とし、下水道事業費用既決予定額から244万2,000円を増額し、10億909万2,000円とするものでございます。 このたびの補正の理由でございますが、収益的収入では、新型コロナウイルスの影響による下水道使用料の減収で、収益的支出につきましては、定期人事異動に伴う人件費の補正と起債利息の確定による減額が主なものでございます。 第3条、資本的収入及び支出でございます。 資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 110ページをお願いいたします。 収入の資本的収入につきまして、既決予定額から8,680万円を増額し、13億9,457万4,000円とし、支出の資本的支出を既決予定額から1,439万7,000円を増額し、19億2,713万6,000円とするものでございます。 補正の主な理由でございますが、資本的収入では道路改良に伴う新設工事の追加や前年度決算に伴う収支調整額の減により企業債を増額するもの、また支出では償還金確定による減額や新設工事の追加による増額でございます。 第4条、特例的収入及び支出の未収金でございます。 前年度決算により8,554万5,000円に改めるものでございます。 第5条、企業債でございます。 限度額をさきの理由からそれぞれ記入のとおり増額するものでございます。また、この中の公共下水道事業については、前年度の繰越額が確定いたしましたので、1億1,900万円を今回加えさせていただいております。 第6条は、人事異動に伴い職員給与を219万2,000円増額するものでございます。 第7条の一般会計からの繰入金は、前年度決算に伴う収支不足額の補填のため、7億2,385万2,000円に改めるものでございます。 第8条の利益剰余金減債積立金を5,596万1,000円に改めるものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第102号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第103号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 議第104号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本3件は予算決算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第22から日程第34まで ○議長(田中武夫君) 日程第22、認第1号「令和元年度安来市一般会計決算の認定について」から日程第34、報第15号「令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」までの以上13件を一括議題として、執行部より順次説明を求めます。なお、質疑は13件の説明終了後に一括して行います。 初めに、認第1号「令和元年度安来市一般会計決算の認定について」の説明を求めます。 大久佐総務部長。            〔総務部長 大久佐明夫君 登壇〕 ◎総務部長(大久佐明夫君) それでは、決算関係つづり一般会計・特別会計の1ページをお願いいたします。 認第1号令和元年度安来市一般会計決算の認定についてご説明いたします。 歳入歳出決算書の1ページの決算総括表をお願いいたします。 一般会計の決算額でありますが、歳入250億7,378万1,453円、歳出246億4,736万6,432円、翌年度へ繰り越すべき財源2,026万円、差引きの実質収支は4億615万5,021円となったところでございます。 以下、決算の内容につきましては、別冊の令和元年度決算の概要についてでご説明させていただきます。 決算の概要の1ページをお願いいたします。 初めにということで、経済、社会情勢等や予算編成の背景と予算の執行について記載をしております。 2ページをご覧ください。 中ほどになりますが、当初予算額は、対前年度9億5,700万円減の239億7,300万円となりました。その後、8回の補正予算を行い、最終的には平成30年度の繰越分を含め、258億2,758万2,000円となりました。 5ページをお願いいたします。 上の表が歳入の款別の決算額表、下の表が決算額の前年度との比較を載せております。下の表の前年度との比較をご覧ください。 主な増減でございますが、自主財源では固定資産税──償却資産になりますが──その増により、市税全体では対前年1,400万円余の増、分担金、負担金は令和元年度10月からの幼児教育・保育無償化により5,900万円余の減、繰越金は人口対策事業、ふるさと寄附推進事業、その他財源調整による基金充当で、2億2,000万円余の増となっております。 諸収入等は、決算剰余金は減となりましたが、ふるさと寄附などの増により7,300万円余の増となりました。 依存財源では、地方交付税が合併算定替えの特例の最終年度になったことによる縮減の影響はあったものの、公債費償還額増の影響により、全体では1億1,500万円余の増となりました。 国庫支出金は、幼児教育・保育料の無償化による増はあったものの、城谷保育所整備、安来庁舎防災公園整備、安来市民体育館耐震改修工事などの終了による交付金の減により9,000万円余の減、県支出金は幼児教育・保育料の無償化による増、農地災害復旧補助などの増により1億6,600万円余の増、市債は庁舎建設事業、医療施設整備、臨時財政対策債などの減に伴い12億730万円余の減となりました。 歳入総額では、対前年度比7億2,074万円余、2.8%の減となっております。 7ページをお願いいたします。 上の表が歳出の款別決算額表、下の表は前年度との比較を載せております。下の前年度比較をお願いいたします。 2款総務費は、庁舎建設事業の完了などにより5億3,800万円余の減、3款民生費は城谷保育所への新築補助がなくなったことにより2億1,100万円余の減、4款衛生費は社会医療法人への施設整備補助がなくなったことにより1億6,900万円余の減、6款農林水産業費は農山漁村振興交付金や土地改良事業の増などにより1億5,700万円余の増、7款商工費は企業立地推進事業や観光施設整備事業などの減により1億3,000万円余の減、8款土木費は安来港飯島線、住宅団地促進事業などの増により2億5,900万円余の増、10款教育費は地区交流センター整備費や体育施設整備費などの減により1億8,900万円余の減となっております。 歳出総額では、対前年8億1,300万円余、3.2%の減となっております。 8ページをご覧ください。 歳出の性質別内訳と前年度との比較でございます。 扶助費は児童扶養手当給付費、障がい者総合支援給付費などの増により4,600万円余の増、普通建設は、先ほど款別の増減で説明させていただいた事業などにより11億9,200万円余の減となりました。 10ページをお願いいたします。 こちらは投資的経費の年度別の推移であります。平成28年度をピークに安来庁舎の完成などにより平成30年度に引き続き減額となっているところです。 11ページ、12ページには主な普通建設事業を掲載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 13ページ、特別会計への繰出金の推移でございます。令和元年度は全体で39億300万円余の繰り出しを行っております。 14ページ、15ページは債務負担行為の状況を、16ページには地方債現在高を載せております。 令和元年度の発行額は20億8,510万円、一方元金償還額は35億8,800万円余となり、差し引きまして令和元年度末の現在高は367億7,100万円余となり、対前年15億300万円余の減となりました。 17ページをお願いいたします。 基金の一覧でございます。令和元年度は、新規積立てと利息を含めまして総額で6億2,300万円余を積み立てておりますが、一方で財政調整として財政調整基金を5億2,600万円、その他特定目的基金を9億8,800万円余を取り崩した結果、令和元年度末の残高は66億2,500万円余で、対前年度8億9,100万円余の減となりました。 23ページをお願いいたします。23ページ以降には財政状況の指標を載せております。 24ページの下段、経常収支比率でありますが、対前年度0.2ポイントの増の94.8%となっております。 25ページ上段は、地方債現在高比率でございます。地方債の発行額減によりまして、対前年比10.7ポイントの減、258.1%となっております。下段の基金現在高比率につきましては43.5%、対前年度6.4ポイントの減となりました。 26ページ上段、実質公債費比率につきましては、前年度比0.3ポイント減の15.8%となっております。 27ページ、市全体の地方債残高の推移でありますが、対前年度20億6,600万円余の減、612億2,500万円余となっております。 28ページには、地方消費税交付金の社会保障財源化分の充当事業の一覧を、29ページ、30ページには決算状況をまとめました決算カードを掲載しております。 事業ごとの内容、決算額等につきましては、別冊の主要施策の成果説明書に掲載しており、詳細につきましては別途説明させていただきます。 以上、認第1号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第2号「令和元年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について」及び認第3号「令和元年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について」の2件を一括して説明を求めます。 宮田市民生活部長。            〔市民生活部長 宮田 玲君 登壇〕 ◎市民生活部長(宮田玲君) それでは、決算関係つづりの2ページをお願いいたします。 認第2号令和元年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、地方自治法の規定に基づき、決算の認定をお願いするものでございます。 それでは、一般会計と同じく別冊の決算の概要により説明をさせていただきます。 18ページをお願いいたします。 国民健康保険事業特別会計款別の決算額表でございます。 歳入歳出予算現額、それぞれ45億9,377万3,000円に対しまして、収入済額44億6,206万8,959円、支出済額44億3,328万3,112円となり、歳入歳出の差引き額は2,878万5,847円を令和2年度に繰り越すものでございます。 まず、歳入ですが、1款国民健康保険税は7億3,687万8,868円となり、歳入総額に対する収入割合といたしましては16.5%となっております。 6款の県支出金は32億6,193万151円で、収入割合が73.1%となっております。 そのほか、主な歳入は、8款一般会計及び基金からの繰入金3億9,112万9,424円で、収入割合は8.8%となっています。 次に、歳出でございますが、2款保険給付費が31億6,914万228円で、歳出全体の約71.5%を、3款国民健康保険事業費納付金は10億8,849万1,640円で、歳出割合は24.6%となっております。そのほか、財政調整基金への約4,000万円の積立てを行っております。 詳細につきましては、事項別明細書129ページから156ページ、主要成果説明書の280、281ページにお示しをしております。 続きまして、決算つづりのほうに戻っていただきまして、3ページをお願いいたします。 認第3号令和元年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定につきまして、地方自治法の規定に基づき、決算の認定をお願いするものでございます。 同じく決算の概要18ページをお願いいたします。 真ん中から下のほうになりますけども、安来市後期高齢者医療事業特別会計款別決算額表でございます。 歳入歳出の予算現額、それぞれ10億9,388万3,000円に対しまして、収入済額10億9,179万3,868円、支出済額10億8,231万7,482円となり、歳入歳出の差額947万6,386円を令和2年度に繰り越すものであります。 歳入の主なものは、1款後期高齢者医療保険料3億9,871万710円で、現年分の収納率は99.6%でございます。 3款一般会計からの繰入金は6億7,296万5,726円です。 次に、歳出の主なものは2款後期高齢者医療広域連合納付金10億5,549万6,206円で、歳出全体の97.5%を占めております。 詳細につきましては、事項別明細書157ページから170ページ、主要施策成果説明書の282ページにお示しをしております。 以上、認第2号及び第3号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第4号「令和元年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について」の説明を求めます。 高木健康福祉部長。            〔健康福祉部長 高木 肇君 登壇〕 ◎健康福祉部長(高木肇君) それでは、決算関係つづりの4ページをお願いいたします。 認第4号令和元年度安来市介護保険事業特別会計決算につきまして認定を求めるものでございます。 令和元年度決算の概要でご説明いたします。 19ページをお願いいたします。 令和元年度の歳入合計は、52億7,354万5,533円でございました。歳出合計は49億3,470万8,128円で、歳入歳出差引残額3億3,883万7,000円余を次年度へ繰り越すものでございます。 歳出でございますが、1款総務費は1億8,683万1,910円でございます。介護保険事業の一般管理費と保険料の賦課徴収費、要介護保険認定調査及び要介護認定審査会等の費用、介護保険の運営協議会の開催費用でございます。 2款保険給付費は、42億7,231万8,356円でございます。介護保険予算の大方を占めている中心的なものでございます。要支援、要介護者が利用された居宅介護サービス、施設介護サービス等に係る経費等でございます。令和元年度の保険給付費の伸びは、前年比6,326万円余、伸び率にして1.5%の増加となりました。 3款地域支援事業費は、2億6,860万5,503円でございます。介護予防、生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費、包括的支援事業費などでございます。 今期、7期計画値に対する給付費の実績は、介護報酬の改定等がありましたが、事業の計画値と実績値に大きな乖離はなく、おおむね計画どおりに推移している状況でございます。団塊の世代の方が75歳以上になられ、介護需要の増加が見込まれる2025年を見据え、要支援や要介護状態の進行を防止する事業推進がこれまで以上に一層重要になっていると考えております。 款ごとの詳細につきましては、主要施策成果説明書の283ページから287ページにお示しをしております。 以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第5号「令和元年度安来市電気事業特別会計決算の認定について」の説明を求めます。 村社政策推進部次長。            〔政策推進部次長 村社芳行君 登壇〕
    政策推進部次長(村社芳行君) 決算関係つづりの5ページをお願いいたします。 認第5号令和元年度安来市電気事業特別会計決算につきまして認定をお願いするものでございます。 別冊の決算の概要の19ページ中段をお願いいたします。 歳入の合計は、5,196万6,418円となりました。主なものは、売電収入などの諸収入4,086万余、市債730万円などでございます。 歳出合計は4,559万7,785円で、主なものは管理及び施設整備に係る電気事業費や公債費などでございます。 歳入歳出差引き額は、636万8,000円でございます。 詳細につきましては、事項別明細書199ページから210ページ、主要施策の成果説明書288ページ、289ページに掲載しております。 以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第6号「令和元年度安来市工業団地整備事業特別会計決算の認定について」の説明を求めます。 糸原建設部長。            〔建設部長 糸原一志君 登壇〕 ◎建設部長(糸原一志君) 決算関係つづり6ページをお願いします。 認第6号令和元年度安来市工業団地整備事業特別会計決算について認定を求めるものでございます。 別冊の令和元年度決算の概要20ページで説明をさせていただきます。 工業団地整備事業特別会計款別決算額表でございます。 収入済額、支出済額とも1,387万9,548円で、翌年度への繰越額はありません。 歳出の事業費ですが、用地測量、立木調査等で1,156万7,697円、調査費で埋蔵文化財発掘調査費として231万1,851円を支出しております。 詳しくは、成果説明書の290ページ、291ページに載せております。 以上、認第6号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第7号「令和元年度安来市下水道事業特別会計決算の認定について」の説明を求めます。 高家上下水道部長。            〔上下水道部長 高家 徹君 登壇〕 ◎上下水道部長(高家徹君) 決算関係つづり7ページをお願いいたします。 認第7号令和元年度安来市下水道事業特別会計決算の認定についてお願いするものでございます。 別冊の令和元年度の決算の概要21ページで説明をさせていただきます。 下水道事業特別会計の款別決算額表でございます。 予算現額は、歳入歳出とも32億6,499万1,000円で、歳入の決算合計額は29億1,067万8,946円、歳出の決算合計額は28億7,074万9,380円で、差引き3,992万9,000円余の額となりました。歳入のうち2款の使用料及び手数料は、4億6,718万6,000円余でございます。 次に、歳出でございます。 1款の公共下水道事業費9億376万5,000円余で、汚水排水事業ではさぎの湯処理分区、安来処理分区など3.11ヘクタールの面整備を行い、処理の拡大に努めたところでございます。また、雨水排水事業では、南十神地区の浸水対策といたしまして、前ノ川・浦ケ部雨水渠整備工事を引き続き行ったところでございます。 詳しくは、成果説明書292ページから301ページに載せております。 以上、認第7号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第8号「令和元年度母里財産特別会計決算の認定について」及び認第9号「令和元年度井尻財産特別会計決算の認定について」並びに認第10号「令和元年度赤屋財産特別会計決算の認定について」、以上3件について説明を求めます。 岡崎伯太地域センター長。            〔伯太地域センター長 岡崎芳雄君 登壇〕 ◎伯太地域センター長(岡崎芳雄君) おはようございます。 それでは、認第8号、第9号、第10号の3件につきまして一括してご説明いたします。 決算関係つづり8ページをお願いいたします。 認第8号令和元年度母里財産特別会計決算について認定を求めるものでございます。 別冊の決算の概要によりご説明いたします。決算の概要22ページ上段をご覧ください。 歳入は土地賃貸料収入等の財産収入及び前年度繰越金の合計110万9,788円、歳出は一般管理費及び財政調整基金費等の合計1万9,402円です。 以上が母里財産区特別会計決算でございます。 続きまして、決算関係つづり9ページをお願いいたします。 認第9号令和元年度井尻財産特別会計決算について認定を求めるものでございます。 別冊の決算の概要によりご説明いたします。決算の概要22ページ中段をご覧ください。 歳入は土地賃貸料収入等の財産収入及び前年度繰越金等の合計21万6,451円、歳出は一般管理費及び財政調整基金費の合計3万1,021円です。 以上が井尻財産区特別会計決算でございます。 続きまして、決算関係つづり10ページをお願いいたします。 認第10号令和元年度赤屋財産特別会計決算について認定を求めるものでございます。 同じく別冊の決算の概要によりご説明いたします。決算の概要22ページ下段をご覧ください。 歳入は、財産運用収入及び前年度繰越金の合計11万7,954円、歳出は一般管理費及び財政調整基金費の合計6,049円です。 以上が財産区特別会計決算でございます。 以上、認第8号、第9号、第10号、3件の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第11号「令和元年度安来市水道事業会計決算の認定について」の説明を求めます。 高家上下水道部長。            〔上下水道部長 高家 徹君 登壇〕 ◎上下水道部長(高家徹君) それでは、別冊になっております公営企業・公社等の決算関係つづりの1ページをお願いいたします。 認第11号令和元年度安来市水道事業会計決算の認定についてご説明いたします。 つづりの中の緑色の表紙からになりますが、令和元年度安来市水道事業会計決算報告書の1ページをお願いいたします。 まず初めに、事業の概要でございます。 水道事業は、人口減少など水需要が減少し、施設の老朽化更新などの課題に対応するために、一層の経営基盤の強化が求められています。 本市では令和元年度に料金改定の最終年となり、水需要の減少から給水収益は前年度比2%程度の増に止まりました。施設整備の更新事業では、平成29年度から着手いたしました原代浄水場の改良工事が完成し、伯太地区の皆様には、より安全で良質な水の供給を確保することができました。また、赤江地区や比田地区では老朽管の更新を行い、災害に強い管路の構築に努めたところでございます。 収益的収支につきましては、平成29年度に簡水統合してから赤字続きでございましたが、料金引上げ最終年にして、当年度純利益2,530万円余を計上することができました。 今後も本市の水道ビジョンに基づき、安全・安心で社会変化に対応した事業経営を進めてまいります。 13ページ以降が決算報告書でございます。 収益的収入及び支出でございます。 収入の第1款水道事業収益の決算額は11億6,528万7,985円で、主なものは水道料金収入7億7,408万円余、そのほか受託工事費、一般会計繰入金などでございます。 次に、支出でございますが、1款水道事業費用の決算額は10億9,727万9,648円で、主なものは職員の人件費や施設の維持管理費、県からの受水費、減価償却費が主なものでございます。 14ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出でございます。 収入の1款資本的収入の決算額は8億564万7,333円、支出の1款資本的支出の決算額は10億9,000万2,937円でございます。 主な工事では、原代浄水場整備に4億400万円余、赤江地区、比田地区の管路更新工事に1億3,800万円余でございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、認第12号「令和元年度安来市病院事業会計決算の認定について」の説明を求めます。 村上病院事務部長。            〔市立病院事務部長 村上和也君 登壇〕 ◎市立病院事務部長(村上和也君) 失礼いたします。公営企業・公社決算等関係つづりの2ページをお願いいたします。 認第12号令和元年度安来市病院事業会計決算の認定をお願いするものでございます。 決算関係つづりの中ほどの黄色の仕切り紙からが病院事業会計の決算報告書となっておりますので、そちらをお願いいたします。 それでは、決算報告書の17ページをお願いしたいと思います。 初めに、令和元年度の病院事業の概況についてご報告をさせていただきます。 令和元年度の総括事項といたしましては、市立病院の新改革プランに掲げられました当院の果たすべき役割を踏まえまして、市民の皆様から信頼され、安心して来院していただけるよう選ばれる病院となること、そして持続可能な病院経営を目指しまして、増収と経費削減により3%をはじき出すということを目標に全職員で取り組んでまいりました。また、救急告示病院としての役割と、他の医療機関との連携により切れ目のない医療の提供、どじょっこテレビでの市立病院ワンポイントアドバイスの放送など、様々な取組や広報活動により情報発信も行いました。また、医療職の人材育成のため、各種実習などの受入れも行ってまいってきております。 人口減少や少子・高齢化、松江市や米子市に挟まれた当院の立地条件などから、厳しい経営状況を強いられている状況ではございますが、入院、外来収益とも前年度決算を上回るなど、医業収益において一定の改善を図ることができたというふうに思っております。昨年12月には当院の今後の方向性が示されまして、病床再編、給与費等人員配置の適正化について引き続き経営改善を図りながら進めていくこととしております。 次に、施設の整備状況ですが、令和元年度には汎用超音波画像診断装置、汎用電動式手術台、多用途透析監視装置など、診療に必要な20件の機器を更新あるいは新規購入いたしました。医療機器などの整備につきましては必要最小限にとどめ、計画的に行っているところでございます。 患者数の状況につきましては、入院延べ患者数は対前年度289人減の4万6,130人、外来の延べ患者数は対前年度869人減の5万8,000人でございました。 収支の状況につきましては、令和元年度の病院事業決算報告書により説明いたしますので、1ページにお戻りいただきたいと思います。 初めに、収益的収入及び支出でございます。 決算額の欄をご覧いただきたいと思います。こちらは税込みの金額となっております。 まず、収入の第1款病院事業収益の決算額は、対前年度3,074万円増の30億2,330万6,568円でございました。内訳といたしましては、1項医業収益は、医業に対します診療報酬など23億1,418万円余、第2項医業外収益は一般会計からの繰入金など4億4,968万円余、3項特別利益は2億5,943万円余でございました。 次に、支出の第1款病院事業費用の決算額は、対前年度3,498万円余減の28億9,522万6,047円、内訳といたしましては、第1項医業費用は給与費や医療に直接関わります経費などで28億4,755万円余、第2項医業外費用は企業債利息あるいは消費税関連支出などが4,761万円余でございました。したがいまして、収支差引きとなります純利益につきましては、対前年度6,573万円余増の1億2,808万521円となったところでございます。 2ページをお願いします。 資本的収入及び支出でございます。こちらも決算額の欄をご覧いただきたいと思います。 収入では、第1款資本的収入の決算額、対前年度1億1,044万円余減の5,700万8,000円余、内訳といたしまして、第1項企業債は医療機器の整備などの財源として5,150万円、第10項の他会計補助金は550万円余でございました。 次に、支出、第1款資本的支出の決算額は、対前年度1億1,366万円余減の3億7,620万1,904円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費は医療機器の更新などに5,781万円余、第2項企業債償還金は2億7,738万円余、3項長期借入金償還金は4,039万円余、第4項投資は60万円でございました。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足します3億1,919万円余は当年度の消費税資本的収支調整額及び当年度分損益勘定留保資金及び一時借入金で補填をしております。 続いて、3ページをお願いいたします。 損益計算書でございます。 下から3行目でございますが、先ほど説明しましたとおり、当年度の純利益が1億2,808万円余であったことから、当年度の未処理欠損金は対前年度1億2,808万円余減の13億3,946万円余となったところでございます。また、一般会計繰入金につきましては、対前年度2,000万円増の8億円を繰り入れていただいております。 続きまして、4ページから16ページまでは地方公営企業法施行規則によりまして定められた書式を記載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。また、17ページ以降につきましても決算附属書類ということで詳細を載せておりますので、こちらもご覧をいただきたいと思います。 以上、認第12号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 続いて、報第15号「令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」の説明を求めます。 大久佐総務部長。            〔総務部長 大久佐明夫君 登壇〕 ◎総務部長(大久佐明夫君) 決算関係つづり、一般会計・特別会計の11ページをお願いいたします。 報第15号令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について説明いたします。 まず、健全化判断比率についてであります。 実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、全会計合算で実質収支は黒字でありますので、比率の記載はございません。 実質公債費比率は15.8%、前年度16.1%から0.3ポイント減となっております。実質公債費比率は3か年平均であり、それぞれ平成29年度は16.2%、30年度は15.7%、令和元年度は平成30年度と同じ15.7%となりました。今回は4年前、平成28年度の16.5%が計算対象外となり、逆に令和元年度が15.7%であったことから、3か年平均では0.3ポイント減になったものであります。 将来負担比率につきましては125.8%と、前年度の128.8%から3.0ポイントの減となっております。これは、地方債残高の減が主な要因となっております。 中段には、参考といたしまして、各比率の早期健全化及び財政再生の基準数値を載せております。令和元年度決算に基づきます健全化判断比率につきましては、いずれも基準以下となっているところでございます。 次に、公営企業及び特別会計の事業規模に対する資金不足額の割合であります資金不足比率についてでございます。病院事業会計におきまして資金不足比率が生じております。資金不足比率は16.1%で、比率は昨年に引き続き10%を超えておりますので、地方債の借入れが協議制ではなく許可制となっていますが、経営健全化基準値以下でございます。その他会計においては不足は生じておりません。 以上、報第15号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 以上で日程第22、認第1号から日程第34、報第15号までの13件の説明が終わりました。 続いて、各会計決算及び令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について代表監査委員の審査意見を求めます。 岸田代表監査委員。            〔代表監査委員 岸田 薫君 登壇〕 ◎代表監査委員(岸田薫君) 代表監査委員の岸田でございます。どうぞよろしくお願いします。 お手元に安来市歳入歳出決算審査意見書、安来市公営企業会計決算審査意見書、決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書の3部の意見書が届いていると思いますので、ご覧くださいませ。 さて、地方自治法の規定に基づき、令和元年度の各会計歳入歳出決算及び附属書類並びに資金運用の状況調書などについて関係諸帳簿と照合し、計数の確認を行うとともに、予算が適切かつ効果的に執行されているか等を主眼を置き、関係職員から説明を聴取し、審査を行いました。 初めに、令和元年度安来市一般会計、特別会計審査について意見を申し上げます。 審査に付されました各会計の歳出歳入決算書及び附属書類の計数は関係書類と符合し、正確であり、予算執行についても所期の目的に従いなされていることを認めました。その状況の審査に関して概要を申し上げます。 安来市歳入歳出決算審査意見書の2ページをお開きください。 決算の概要を申し上げます。 一般会計は、歳入決算額250億7,000万円余、歳出決算額は246億4,000万円余、歳入歳出差引き残高は4億2,000万円余で、翌年度へ繰り越すべき財源は2,000万円余で、実質収支は4億円余の黒字になっております。 次に、特別会計であります。7ページをお願いいたします。 令和元年度の各特別会計の歳入歳出決算の状況ですが、各会計とも実質収支は黒字決算となっております。 20ページには財産に関する調書を記載しております。 21ページには基金運用状況の記載をしております。一般会計分は、前年度末より8億9,000万円余の減額となっております。 23ページの財政指標でありますが、経常収支比率は前年度に比べ少々悪化し、実質公債費比率は、財政力指数は少々改善された数値となっております。今後の財政状態等を考えますと、財政運営には十分なご配慮いただくようにお願い申し上げます。 意見書については、24ページ以降をお願いします。 一般会計歳入歳出の決算額につきましては、記載のとおりでございます。決算審査を終えるに当たり、次に述べますことを注意を払われ、今後の市政運営に努めていただきたいと思います。 1、令和元年度は、工業団地整備事業について伯太町、安田地内の予定地において、用地測量、立木調査及び試掘調査等が実施されました。しかし、3月の定例議会において市の財政状況悪化の理由により、令和元年度補正予算案が修正可決、令和2年度予算が否決されました。これにより事業開始2年目で事業を一時中断し、検討されることになったために今後の事業の推移を注視しております。 次に、市立病院の事業負担については、令和元年度は一般会計から8億円が支出されました。市の一般財源の財政状況が厳しい中、市立病院の負担支出は市の財政負担が大きくなっております。市としても市民病院と連携し、抜本的な改革を進めていただきたいと思います。 公共施設管理については、安来市は類似した公共施設等を多数保有しています。人口の減少が進む中、公共施設等総合管理計画に基づき、将来の安来市の人口規模に見合った施設の総量の検討を行い、施設の有効活用、施設の再編、長寿命化対策等を着実に進める必要があります。 安来市は人口減少が続いております。これに加えて新型コロナウイルス感染症による地域経済への影響が今後市の税収及び普通交付税に影響するものと考えられます。これにより、安来市の財政運営は今後より一層厳しくなると予想されます。このため、将来にわたり安定的な財政運営を行うために、第3次行政改革大綱の実施状況を十分に検証し、次期行政大綱の実施計画並びに公共施設管理計画を確実に進めていただきたいと思います。 次に、企業会計について申し上げます。 次に、令和元年度安来市水道事業会計決算について審査意見を申し上げます。 安来市公営企業会計決算審査意見書をお願いいたします。8ページをお開きくださいませ。 令和元年度水道事業の総収益は10億9,000万円余で、総費用は10億7,000万円余となっております。その結果、2,000万円余の黒字となりました。 続いて、11ページをお願いいたします。 審査意見でございます。 令和元年度の水道事業の収支全体は、前年度と比べ増収となり、費用全体についても前年度の金額を下回ったために、平成29年度簡易水道の事業の統合から初めて純利益2,000万円余の計上となりました。しかし、安来市の給水人口は年々減少しており、今後水道事業を取り巻く状況は厳しくなると予想されます。引き続き安来市水道ビジョンを基に、市民に安心・安全な水の安定的な供給に努められるとともに、社会の変化に対応できる水道事業の運営に取り組んでいただきたいと思います。 続いて、令和元年度の安来市立病院事業会計について審査意見を申し上げます。 31ページをお願いいたします。 令和元年度の病院事業においては、延べ患者数は前年度と比較して1,100人余の減少となりました。病院事業会計の収益的収支を前年度比で見ると、医業収益は前年度と比較し1,300万円余の増収となり、一方医業費用は4,100万円余の減少となりました。医業損益4億8,000万円余の損失となり、前年度損失の5億3,000万円余と比較すると、損失額は5,400万円余減少いたしました。医業損益と医業外損益を合わせた経常損益は1億3,000万円余の損失となり、特別利益2億5,000万円余を加え、特別損失5,000万円余を差し引いた本年度の純利益は1億2,800万円余となり、前年度と比べ6,500万円余の増となりました。前年度繰越金24億6,700万円余から当年度純利益1億4,000万円余を減じて、当年度未処理欠損金は13億3,900万円余となりました。 令和元年度、安来市新改革プランに基づき、持続可能な病院経営を目指し、救急告示病院としての救急患者の受入れ、他の医療機関との連携強化及び広報活動の取組等を職員一丸となって進められてました。その結果、医業収益は前年度を上回りました。しかし、令和元年度においても市の一般会計から病院会計へ8億円の繰入れを行っております。市の財政状況は厳しい中、市民病院の拠出金の支出は市の財政負担が大きくなっていると思われます。このため、昨年12月に方向性を示されました病床再編及び給与、人員配置適正化について、病院改善を図りながら進めていただきたいと思います。 最後に、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の審査についてご意見申し上げます。 意見書に記載していますように健全化判断比率資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類はいずれも適正に作成されていることを認めました。なお、平成元年度の実質公債費比率は15.8%で、前年度と比較し0.3ポイント減となりましたが、依然として高い数値であります。より一層財政健全化に取り組んでいただきたいと思います。 以上、監査委員としての意見を報告させていただきました。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(田中武夫君) 岸田代表監査委員の審査意見が終わりました。 この際しばらく休憩いたします。 質疑につきましては、13時30分より再開して行います。            午後0時12分 休憩            午後1時30分 再開 ○議長(田中武夫君) 再開いたします。 午前中の代表監査委員の審査意見について発言の訂正の申出がありますので、これを許可いたします。 岸田代表監査委員。 ◎代表監査委員(岸田薫君) 午前中の意見書について3か所誤りがありましたので、ご訂正申し上げます。 まず、安来市公営企業会計決算意見書の31ページ、病院事業会計審査意見を申し上げる際に、特別損失額を5,000万円余と申し上げましたが、正しくは5万円余でございます。訂正をお願いいたします。 また、同じページの──これは字句でございますけど──下から4行目の安来市立病院の繰出金の「クリ」の字が誤っておりましたので、いとへんの「繰」に訂正いたします。 次に、健全化の判断基準を申し上げる際に、「令和元年」とすべきものを「平成元年」と言いましたので、「令和元年」にご訂正くださいませ。 以上、おわび申し上げます。 ○議長(田中武夫君) それでは質疑に移ります。 初めに、認第1号「令和元年度安来市一般会計決算の認定について」の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第1号の質疑を終わります。 続いて、認第2号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第2号の質疑を終わります。 続いて、認第3号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第3号の質疑を終わります。 続いて、認第4号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第4号の質疑を終わります。 続いて、認第5号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第5号の質疑を終わります。 続いて、認第6号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第6号の質疑を終わります。 続いて、認第7号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第7号の質疑を終わります。 続いて、認第8号から認第10号までの3件について一括して質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第8号、認第9号、認第10号の3件についての質疑を終わります。 続いて、認第11号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第11号の質疑を終わります。 続いて、認第12号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で認第12号の質疑を終わります。 続いて、報第15号の質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報第15号の質疑を終わります。 以上で認第1号から報第15号までの13件の質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております認第1号から認第12号までの12件につきましては予算決算委員会に付託いたします。 併せて、報第15号の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第35 ○議長(田中武夫君) 日程第35、報第16号「安来市土地開発公社経営状況説明書について」を議題として、執行部より説明を求めます。 糸原建設部長。            〔建設部長 糸原一志君 登壇〕 ◎建設部長(糸原一志君) 公営企業・公社等の決算関係つづり3ページをお願いします。 報第16号安来市土地開発公社経営状況説明書についてご報告いたします。 決算書につきましてはつづりの中ほど、安来市病院事業会計決算報告書の次にございますので、お開き願いたいと思います。 令和元年度の決算につきましては、令和2年5月13日に決算審査を受け、5月22日の理事会におきまして決算のご承認をいただきましたので、ご報告をさせていただくものでございます。 1ページは、事業報告の総括、実施状況でございます。 用地処分事業につきましては、市から受託いたしました汐彩住宅団地分譲業務を実施いたしました。令和元年度の汐彩住宅団地分譲業務は、新築支援補助金等の3つの制度が功を奏し、19区画の分譲を行いました。 2ページ、3ページは、会議と役員構成でございます。 4ページをお願いいたします。このページより会計事項でございます。 財務諸表の貸借対照表により決算を説明させていただきます。 令和2年3月31日現在、総資産合計額は4億2,746万9,198円となりました。 5ページをお願いします。負債の部でございます。 負債総額は、ページ中ほどの負債合計3億5,021万4,532円でございます。 資本につきましては、資本合計7,725万4,666円でございます。負債、資本の合計額は4億2,746万9,198円となりました。 6ページをお願いいたします。 損益計算書でございますが、最終的に当期純利益は最下段欄の11万4,004円と決算したものでございます。 7ページにはキャッシュフローを、8ページには財産目録、10ページ以降には決算に関わりますところの各明細書等を掲載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 以上、報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第36 ○議長(田中武夫君) 日程第36、報第17号「公益財団法人加納美術振興財団経営状況説明書について」を議題として、執行部より説明を求めます。 青戸教育部長。            〔教育部長 青戸厚志君 登壇〕 ◎教育部長(青戸厚志君) 失礼いたします。公営企業・公社等の決算関係つづりの4ページをお願いします。 報第17号公益財団法人加納美術振興財団経営状況説明書について報告させていただきます。 決算関係つづりの先ほどの土地開発公社決算書の次にあります加納美術振興財団の決算書をご覧ください。 1枚めくっていただきますと、冒頭に監査報告書をつけております。令和2年5月12日に決算監査を受け、承認を得たものでございます。 続きまして、1ページから4ページに運営機構の概要、5ページから8ページに事業報告を掲載しております。 加納美術館は、平成30年度より5年間を指定管理期間として、加納美術振興財団を指定管理者として管理運営を行っている施設でございまして、令和元年度はその2年目に当たり、適正に管理、運営を行ってもらっております。 8ページに記載しておりますように、年間6回の特別展などの展覧会開催や、その期間中のイベントとしての講演会、ギャラリートーク、名腕を愉しむ会など多彩な催しを開催しておられます。 9ページに入館者数と収入実績を載せておりますが、入館者数は1万4,041人、入館料収入は955万5,750円で、前年度を370万円余上回る結果となりました。 そのほか、11ページから12ページの記載のとおり、加納名誉館長と神館長による館内外の講演会も開催されており、延べ3,930人の方々に講演を聞いていただくとともに、イベントのお手伝いやお客様の接待等に多くの地域の方々にボランティアでご協力をいただいており、文字どおり地域に根差した美術館として、また癒やしとくつろぎのある美術館としておもてなしの心で取り組んでいただいていることを評価しております。 続きまして、決算の計算書についてご説明いたします。 まず、13ページの貸借対照表をご覧ください。 特徴的な点といたしましては、有価証券等の基本財産に支えられた自己資本比率の高さでございます。これは、安定的な財政基盤であることを示しております。 次に、15ページの正味財産増減計算書をご覧ください。 表の中ほどよりちょっと下になりますけど、当期計上増減額が448万2,346円のプラスとなっており、前年と比較しますと、594万9,426円の経常収益の増となっております。令和元年度は特別展など企画も充実され、誘客努力をしておられまして、入館者数の増につながり、入館料も増となり、当期の計上の増となっておる状況でございます。今後も健全な管理運営を期待しているところでございます。 以上、報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第37 ○議長(田中武夫君) 日程第37、報第18号「一般財団法人夢ランドしらぎ振興事業団経営状況説明書について」を議題として、執行部より説明を求めます。 高木健康福祉部長。            〔健康福祉部長 高木 肇君 登壇〕 ◎健康福祉部長(高木肇君) 失礼いたします。公営企業・公社等の決算関係つづり5ページをお願いいたします。 報第18号一般財団法人夢ランドしらぎ振興事業団経営状況説明書につきまして報告するものでございます。 決算関係つづり、公営企業・公社等の先ほどの加納美術振興財団の続きをお願いいたします。この経営状況説明書につきましては、令和2年5月28日に開かれました評議員会において承認されたものでございます。 それでは、説明させていただきます。 2ページから3ページは、令和元年度業務執行状況でございます。富田山荘の宴会場のリニューアル工事、夢ランド宴会場の円卓、椅子のリニューアル等を行っております。 5ページは、役員及び評議員の状況、6ページから7ページは監査会、理事会、評議員会の開催状況、8ページは職員数と施設別の職員配置の状況でございます。 令和元年度は、地域の皆様に愛される施設を目指し、健全、安全、迅速、共有を基本方針とし、健全経営に向けた取組や職員の接遇向上、施設の安全点検の徹底など、業務の見直しと改善に引き続き取り組んでまいりました。しかしながら、新型コロナ感染症の拡大の影響により、年度末の2月以降、宿泊や送別会、謝恩会の大半がキャンセルになり、売上げが大幅に落ち込み、事業団全体の経営を圧迫いたしました。近年は大変厳しい経営環境、収支状況でございます。赤字決算の主な原因としましては、利用客の減少に伴う宿泊、料理、飲食収入の減と燃料費の増、利用客の衛生管理強化に係る水道光熱費の増などが上げられます。 続いて、9ページから12ページは施設の自主事業報告を、13ページから16ページは施設の年間入館者数及び利用状況でございます。 17ページからは決算報告書を載せております。 それでは、20ページの収支決算書をお願いいたします。 令和元年度当期収入合計は、全体で3億3,028万2,459円、当期支出合計は3億5,401万9,433円となり、当期収支差額は2,373万6,974円の赤字となりました。 それぞれの施設の状況につきましては、同じ20ページでございます。 夢ランドしらさぎについては、当期収支差額で単年度1,353万604円の赤字、富田山荘につきましては、同じく単年度379万2,405円の赤字、湯田山荘につきましては、同じく単年度476万4,384円の赤字となりました。ふれあいプラザにつきましては、当期収支差額で単年度44万2,378円の赤字、憩いの家につきましては、当期収支差額で単年度120万7,203円の赤字となりました。 これらの状況から、全体としての当期収支差額は令和元年度末2,373万6,974円の赤字となり、以前からの累積による赤字繰越額は5,204万2,156円の赤字となっております。 このほか、18ページに貸借対照表を、19ページに正味財産増減計算書を、21、22ページには財産目録を、23ページに財産諸表に対する注記を載せておりますので、ご覧いただきたいと思います。説明は省略をさせていただきます。 以上、一般財団法人夢ランドしらぎ振興事業団経営状況説明書の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第38 ○議長(田中武夫君) 日程第38、報第19号「一般財団法人安来ふるさと公社経営状況説明書について」を議題として、執行部より説明を求めます。 竹内農林水産部長。            〔農林水産部長 竹内章二君 登壇〕 ◎農林水産部長(竹内章二君) それでは、公営企業・公社等の決算関係つづりの6ページをお願いいたします。併せまして、平成31年度一般財団法人安来ふるさと公社事業報告及び決算書をお願いいたします。 報第19号一般財団法人安来ふるさと公社経営状況説明書についてご説明いたします。 この決算につきましては、令和2年5月28日に決算監査を受けまして、6月19日の理事会で承認を受けたものでございます。 まず、表紙を1ページめくっていただきますと、監事の監査報告書となっております。 次に、1ページから4ページまでは公社の概要といたしまして、設立、名称、変更に関する事項や処務の概要を記載しておりますが、ご覧いただくことで説明のほうは省略させていただきます。 5ページをお願いいたします。 事業報告でございますが、平成31年度は理事長1名、職員2名、臨時職員1名によりまして、農作業の受託事業を中心に取り組んだところでございます。なお、全体的に事業量が減少傾向でございますが、この原因といたしましては、農地中間管理機構事業を活用した集積、個人受託、法人や営農組織の増によるものと考えております。 6ページは、事業別に記載したものでございます。 まず、農作業受託事業につきましては、4つの作業内容で751万4,000円となりました。 農産物生産販売事業は米の販売で39万5,000円、また耕畜連携事業といたしまして、堆肥散布など156万8,000円となったところでございます。 7ページ、8ページをお願いします。 収支計算書でございますが、公益法人会計基準によりまして会計処理したものでございます。 まず、事業活動収支の部でございますが、収入では、基本財産運用収入、事業収入、補助金等収入、雑収入を合わせまして、収入合計は1,035万5,114円であります。支出につきましては、事業費支出、管理費支出を合わせまして、支出合計は8ページの上段になりますが、1,269万6,191円でありまして、収支差額は234万1,077円の減となっております。 次に、投資活動収支の部でございます。収入はございません。支出では、減価償却引当資産取得支出といたしまして245万4,343円で、収支差額は245万4,343円の減となっております。 下段でございますが、当期収支差額は479万5,420円の減で、次期繰越額は218万2,851円の減となっております。 9ページは収支計算書に対する注記、10ページは正味財産増減計算書であります。内容につきましては省略させていただきます。 11ページは、貸借対照表であります。 資産の部は、流動資産、固定資産、合わせまして資産合計が5,278万3,881円、また負債の部を合わせて84万715円でございます。そして、正味財産の部は、指定正味財産及び一般正味財産を合わせまして5,193万6,866円で、負債及び正味財産合計は5,278万3,881円となり、資産の部の合計と符合しております。 12ページは財産目録、13ページは財務諸表に対する注記、15ページは固定資産及び減価償却引当金の一覧でございます。内容につきましては説明を省略させていただきます。 以上、報第19号の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。 三島議員。 ◆5番(三島静夫君) 1つだけ聞かせてください。 15ページの固定資産及び減価償却引当金ですけど、これは平成12年からの分が載っておりますが、残存価格がずっと1円になっているんですけれど、僕も決算をやるのは初めてでして、決算委員に入ってなかったもんで、大体こういう。普通は残存価格ってもっと割り切れないからいっぱい残るはずなんですけど、これは1にするというのは、これは書き方ですか。こういう書き方をするもんだということですか。 ○議長(田中武夫君) 美濃副市長。 ◎副市長(美濃亮君) 決算におきまして減価償却、いわゆる税法上の減価償却が定額、もしくは定率法を最初にとって徐々に減ってまいります。その耐用年数を経過をいたしますと、理論的には0にしてもいいんですが、そうしますと現場では物が残っております。その財産の適正な管理をするという意味合いで備忘価格、忘れない価格という形で1円掲載をするというのが通例でございます。ないしは5%とか10%とか、残存価を、最低価格を示した形で残していくというのが一般的な慣例となっております。その点ご理解いただければと思います。 ○議長(田中武夫君) よろしいですね。 ほかに質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第39 ○議長(田中武夫君) 日程第39、報第20号「有限会社やすぎ千軒の経営状況説明書について」を議題として、執行部より説明を求めます。 村社政策推進部次長。            〔政策推進部次長 村社芳行君 登壇〕 ◎政策推進部次長(村社芳行君) 決算関係つづり、公営企業・公社等の7ページをお願いいたします。 報第20号有限会社やすぎ千軒の経営状況説明書について、別紙のとおり報告をするものでございます。 同じつづりの一番最後にとじております有限会社やすぎ千軒事業報告及び決算書をお願いいたします。 表紙の次のページは、事業及び決算の監査報告書でございます。本年5月29日に監査を受けまして、6月30日の社員総会において承認を受けております。 1枚めくっていただき、1ページから2ページに事業報告を掲載しております。 令和元年度におきましても、中心市街地のにぎわい創出に向け各種事業を実施し、情報発信に努めてまいったところでございます。 2ページの6番と下の表には、入館者数と営業売上げの状況を掲載しております。年明け以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、イベントの自粛などにより利用者が減少し、全体的には前年度を下回る実績となりましたが、包丁研ぎだけは前年度比0.7%増となる61万7,000円の売上げがあり、好評を得ております。 3ページと4ページには実施した事業の詳細を掲載しております。 5ページは、貸借対照表でございます。 6ページの損益計算書をご覧ください。 営業利益でございますが、売上高は管理委託料、イベント収入、包丁研ぎ売上げなどで、合計601万3,194円でございます。これから売上原価118万4,332円と販売費及び一般管理費481万4,213円を差し引き、営業外収入を加えた当期の利益は1万4,699円となりました。 以上、報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第40 ○議長(田中武夫君) 日程第40、陳情第7号「西比田地区旧トスカ工業工場棟の撤去整備について」を議題として、総務企画委員長の報告を求めます。 足立喜信総務企画委員長。            〔総務企画委員長 足立喜信君 登壇〕 ◆総務企画委員長(足立喜信君) 総務企画委員長報告を行います。 去る8月7日に開議されました本会議におきまして、本委員会に付託されました陳情第7号西比田地区旧トスカ工業工場棟の撤去整備については、20日に総務企画委員会を開催しましたので、その審査した結果及び経過についてご報告いたします。 まず、審査結果については賛成多数により採択と決しました。 次に、審査の経過について申し上げます。 審査に先立ちまして現地視察を行い、執行部からも話を伺いながら慎重に審議いたしました。委員からは、この件に関しては以前にも陳情が出されている。建物の老朽化が激しく、立地場所付近には学校、福祉施設もあり、放置していては環境上、防犯上よろしくない。また、観光の視点から見ても、安来市南部の玄関口である場所に建っており、非常にイメージを損ねている。また、公共施設等総合管理計画の中ではA区分の位置づけで除却の方向となっている。スピード感を持って対処していかなければならないなどの意見があり、採決の結果、賛成多数で採択と決しました。併せて、執行部にこの案件の経過並びに結果の報告を求めることといたしました。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論及び採決を行います。 陳情第7号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。併せて、執行部に対して経過並びに結果の報告を求めるものであります。 本件は委員長報告のとおりに決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第7号は採択、併せて執行部に経過並びに結果の報告を求めるものと決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第41 ○議長(田中武夫君) 日程第41、請願文書表につきましては、記載のとおり陳情1件について文教福祉委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回本会議は9月3日午前10時から一般質問などを行います。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さんでした。            午後2時5分 散会...